周南市のブランド「周防はも」をより身近に食べてもらおうと、8月23日(水)新たな料理がお披露目されました。
このほど完成したのが「周南sand」と「周南dog」。
周南沖で獲れた周防はもをフライにし、大葉を添えてサンドイッチやホットドックにしました。
商品を開発したのは、周南市でハモなどを漁獲し販売する大兵食品です。
この会社は漁業者の収入の安定化や子ども食堂の支援などを目的に一昨年漁師たちが設立、漁業の6次産業化を進めています。
周防はもは、徳山ふく・周南たこと並んで”しゅうなんブランド”として認定されています。
瀬戸内海海域は好漁場となっていて、全国でも有数の産地となっています。
ふっくらとした白身の上品な味わいが特徴です。
ハモは、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDが豊富です。
また、皮にはコンドロイチン硫酸が含まれるので肌の保湿・美肌効果が期待されますよ。
淡白な味わいのハモと大葉の相性も良さそうですね。
さらに、ハモをミンチにした肉味噌などを使った担々風うどんもお披露目され、市長が3つの候補から商品名を選びました。
藤井市長は「ハモたんがかわいいかなと思います。かわいくて(特徴を)表していると思う。」と話し、ハモたんに決定しました。
大兵食品の原将明代表は「ハモってなかなか身近に食べる機会が少ないので、食べやすくするにはどうすればいいのかと作った。子どもに是非食べてもらいたい。」と語っていました。
周防はもを使った料理は、市内のイベントなどで販売するほか学校給食や子ども食堂などでも提供する予定です。