全国有数の港である徳山下松港を親子が船の上から見学する催しが周南市で開かれました。
この見学会は、港の役割や大切さを知ってもらおうと、
8月28日(火)に国の宇部港湾・空港整備事務所が初めて開いたものです。
小学生の親子17組が参加しました。
出港してまず見えてきたのは、海外から石炭が運ばれてくる「周南バルクターミナル」。
国によりますと、徳山下松港は港別の石炭取扱量が全国で最も多く、
ことし2月には西日本で初めて石炭の「輸入拠点港湾」に指定されました。
輸入コスト削減のため、石炭タンカーの大型化が進められていることから、
徳山下松港でも大型タンカーが進入できるよう海底を掘り下げる工事が行われています。
「グラブと呼ばれるバケットで海底を掘り下げる作業が行われています。」とアナウンスが流れ、
この日も作業を見ることができました。
「他の国からたくさんの船がここに来ていることがわかった。」と子どもたち。
普段とちょっと違った景色は、夏休み最後の思い出になったようでした。