海の安全と豊漁を願う伝統の祭り「貴船神社夏祭り」が、7月23日(日)に周南市の粭島で開催されました。
海を渡る神輿を一目みようと島の内外からたくさんの人が訪れました。
新型コロナウィルスの影響で神輿が海を渡るのは4年ぶりです。
粭島は、フグの延縄漁発祥の地、海の恵みで栄えた歴史を持ちます。
貴船祭りと呼ばれる、粭島の貴船神社の夏祭り。
航海の安全や豊漁を願って重さ600㎏の神輿を島の北端にある神社から約500m離れた御旅所まで運びます。
貴船神社氏子総代会の中邑五男さんは「みんなが団結して協力して今年は出すぞというので、若い人が人を集めてきてくれたので1年ほど前から準備をした。嬉しいね。素直にうれしい。」と話していました。
参加した人は「4年ぶりでこんなに人が集まるとは思わなかった。今までの倍近く人が集まった。ありがたい。また来年もありそう、これだったら!」と話し、晴れやかな表情を浮かべていました。