来年2月に開港から100周年を迎える徳山下松港の歴史や魅力を発信しようと、記念事業の実行委員会が設立されました。
4月22日(木)にリモートで開かれた設立総会には、周南、下松、光の3市の市長や県内の港湾関係者など約40人が出席しました。
徳山下松港は、1922年に徳山港として開港し、その後下松港・光港が加わる形で、周南地域のコンビナート企業を支える工場港として発展してきました。
2011年には企業の国際競争力強化を目的に、石炭の国際バルク戦略港湾にも指定されています。
記念事業実行委員会は、来年2月に開港100周年を迎えるにあたり、市民に港や海への愛着を持ってもらおうと、周南、下松、光の3市などが連携し設立されました。
「港は宝」をキャッチコピーに来年2月からの1年間で100周年を記念するイベントの実施や商船学校の練習船=海王丸の誘致などに取り組むということです。
周南市商工振興課・荒美雅丈課長は「これから先の100年も県の経済や市の経済を支えられる港にしていきたい。」と話していました。
今年度の事業費は約960万円でオリジナルグッズの開発などにも取り組みます。