瀬戸内のハワイとよばれる周防大島町で、毎年恒例の「アロハ・ビズ」がスタートしました。
6月1日(木)周防大島高校では、アロハシャツを着て登校する学生たちの姿が見られました。
鮮やかな色で目を引きますね。
瀬戸内のハワイとして町をPRしようと、周防大島町の職員や学生などがアロハシャツを着て勤務、登校する「アロハ・ビズ」。
ハワイ州カウアイ島と姉妹縁締結を記念して6月22日から8月31日までの間、アロハシャツを正装として島外から来る人たちをおもてなしするキャンペーンです。
この日はアロハシャツには少し肌寒い一日でしたが、周防大島高校では多くの生徒がアロハ・ビズに参加していました。
参加した学生は、「(今日は)寒いけれど、7月に入ったら風が通って涼しいのでいい。島高生としてアロハビズはこの高校しかないので1日目からアロハシャツを着ようと思った。」
「なんで変わったことをするんだろうと思ったが、意外とかわいいしハワイとのつながりを感じられていいなと思った。」と、アロハシャツを気に入っている様子でした。
生徒たちが着ているアロハシャツは、一昨年高校と山口県立大学が協力して制作したオリジナルデザインです。
特産のみかんの花や沖合に国内最大規模の群生地があるニホンアワサンゴが描かれています。
アワサンゴの模様は海の中でゆらゆらと揺れている様子にも見えてきますし、白いみかんの花は清々しい香りが漂ってくるように感じますね。
周防大島高校の大田真一郎校長は、「学校の中がとてもカラフルになって華やかだ。できるだけ多くの島の人が着て周防大島はアロハシャツでこの時期は過ごしているんだという形で浸透できれば。」と話していました。
また、島を訪れる人たちがアロハシャツを着て店や施設(*キャンペーン加盟店)を訪れると、料金10%割引や1ドリンクなどといったサービスを受けることができるキャンペーンも実施されています。
周防大島全体がアロハシャツで彩られる夏。
島でALOHA~な気分を満喫しましょう♪