何かにしがみついてる人~!
重い荷物を背負っている人~!
そんな人は・・・この写真を見てリラックスですよ。
身体も心も、さぁ、解き放ってあげましょう!
リラックスできたところで。
今回の主役は、クラゲではなく・・・
クラゲに乗っている「ウチワエビの幼生」です。
ガラス細工のような透明の脚を持ち、海流に浮遊しながら生息しています。
驚くべきはその生態。
なんと!クラゲ類に乗って漂い、クラゲを食べて成長するんです。
すごい。
周防大島町伊保田なぎさ水族館では、
4月24日にふ化したウチワエビの幼生を展示していてます。
現在体長は1~2センチほどで、
アカクラゲやカブトクラゲにくっついて浮遊するユニークな姿を観察できます。
内田博陽飼育員によると、ウチワエビの幼生を展示している水族館は珍しいとか。
幼生はクラゲをエサとしているだけでなく、移動や防御としても利用しているのではないか・・・とも。
「幼生は宇宙を漂っているエイリアン、クラゲは宇宙船みたい」と、
内田飼育員は「 海の中に小さな宇宙 」が広がっていると話します。
いや~、ロマンチックですねぇ。
まだまだ、その生態が不思議なウチワエビの幼生。
ユニークな姿で観察できるのは成体になるまでの6月下旬までだそうです。