岩国市の小中学生約20人が大島商船高専の練習船=大島丸に乗って、船内を見学するツアーが8月24日(水)に行われました。
周防大島町弁天ふ頭から出港したツアーは、航海士や機関士を育成している大島商船高専と岩国市が、子どもたちに海や船への関心を高めてもらおうと今回初めて企画しました。
普段は学生を指導する大島商船高専の教員たちがガイドとなって、子どもたちはエンジンルームや操縦室を見学しました。
船内の見学をした子どもたちは「初めて見た物がたくさんあって何に使うか最初は分からなかったけど、説明を聞いて納得した。」
「いつもは船に乗らないから、こんな大きい船に乗って大丈夫かと思ったけど、乗ってみると楽しかった。」と話していました。
大島商船高専の松村哲太教諭は、「実際に船を外から見る機会はあっても中身を見る機会は無いと思う。船のエンジンはこんなに大きいんだ、船はこうやって操縦しているんだと、船の中身に少しでも興味を持ってもらえればと体験してもらいました。」と話していました。
このほか、船を動かすエンジンの仕組みを学べる工作も体験し、子どもたちは夏休みの自由研究に役立てていました。
船🚢って遠くからは見かけることはあっても、なかなか船内を見て回ることはないですよね。
エンジンルームではとても大きな音がしてたでしょうし、操舵室にはたくさんの計器があることに驚いたでしょう。
実際に自分で見ることで、また新たな発見がありますね。
海についても興味が湧いてきたかな。