およそ50匹で1トン!
さぁ、何が50匹で1トンにもなったのでしょう???
答えは、ナルトビエイです。
ナルトビエイはアサリなどの二枚貝を大量に食べるため、漁業に深刻な影響を与えていて、駆除が行われています。
5月23日(水)長門市の大津緑洋高校海洋技術科の生徒10人が
宇部岬港から漁船に乗りナルトビエイの捕獲に向かいました。
3時間後戻ってきた漁船からは次々とナルトビエイが揚げられました。
この実習は、漁業者の育成を目指し、生徒に捕獲や加工など6次産業化までを体験してもらおうと毎年行われています。
生徒は食品として加工するために、切り分けたエイのヒレを3枚におろし、皮をはいで冷凍していきました。このヒレは後日ジャーキーなどに加工されるということです。
実習した生徒は、
「エイって見た目よりとても重くて、抱えて陸に揚げる際に腕がパンパンになりました。
身が柔らかいので皮がぶよぶよして皮引きがとても難しいです。」と話していました。
それにしても、1トンものナルトビエイってすごい量です・・・。