網にかかれば漁にも支障が出る「海ごみ」を減らそうと、漁業者の方々が漁で回収したごみを分別して処分する取り組みが行われています。
宇部市床波の漁港、ここに集められたのは、漁を行った時に網に引っ掛かるなどしてとれた「海ごみ」です。
2月、宇部市内の漁業者が底引き網漁などで回収したごみの重さは100キロ以上。
空き缶や鍋、ビニール袋など素材は様々。最近はマスクも多いということです。
ごみは回収から分別まで、漁業者がボランティアで行っています。
この取り組みは、宇部市や山口市など県内5つの市の漁協で行われています。
ごみの処分にはそれぞれの自治体が協力していて、漁港で分別した後、処理施設で処分されます。
海のごみの8割が陸上からのごみと言われています。私たちも、ちょっと気を付けてごみを減らす取り組みをしていきたいものですね。