「天然トラフグ」の、漁獲量減少に歯止めをかけるために、
6月19日(月)、山口市で生態調査を兼ねた「稚魚の放流」が行われました。
海口ケンノスケ「<ふぐ>がニュースで登場とは、山口ならではじゃな!」
6月19日(月)
山口市の、山口県水産研究センターの職員や漁業関係者などが、
「7センチほどに育ったトラフグの稚魚(約1万5000匹)」のヒレに
目印となる「切れ目」を入れて、秋穂湾(あいおわん)に放しました。
この山口市秋穂地区は、名産品のクルマエビの養殖場の一角で、
トラフグの稚魚を育てて、毎年、放流しています。
放流した稚魚の2~3割程度は、県内の海で水揚げされていますが、
それでも漁獲量の減少には歯止めがかかっておらず、昨年度の水揚げ量は
「約45トン」とピーク時の40分の1にまで落ち込んでいます。
山口県水産研究センターでは、
「 山口県を代表する名産品を守るため、より効果的な放流の仕方を調査。
文化的な面ともあわせて、貴重な水産資源を守っていきたい。
そして、漁獲量の増加につなげていたい」 としています。
海口ケンノスケ メモ
「 ふぐ同士が鋭い歯で、互いの身体を傷つけ合わないようにする
「歯きり」という作業もあるんじゃよ。 」
イベント名 | トラフグの稚魚に印付け放流 |
参加人数 | 山口県水産研究センター、漁業関係者 |
日程 | 6月19日(月) |
場所 | 山口市秋穂(あいお)地区 秋穂湾 |