山口市でアサリの成育ができるように、干潟で保全活動が行われました。
竹を使って、ナルトビエイなどの天敵からアサリの稚貝を守る「あさり姫の館」を作ることで、
干潟にあさりを取り戻すプロジェクトです。
県内の親子連れなどが約30人参加しました。
このアサリ姫プロジェクトは山口県や民間団体などで構成する、干潟自然再生協議会が
主催しておるもので、手入れされてない竹林(森林の環境問題)と干潟でアサリが取れない
(干潟の環境問題)の2つの環境問題を解決できる一石二鳥なプロジェクトなのじゃ。
竹に海水の入れ替えができるよう2,3ミリほどの切込みを入れて、アサリを天敵から守り、
アサリにとって快適な温度環境になり、親あさりが守られ、子どもが増えるなど、アサリに
とって素晴らしい環境になるのが、竹で作った「あさり姫の館」なのじゃ。
この「あさり姫の館」を親子で協力して作り、山口市内を流れる椹野川河口の干潟に移動し、
見つけた稚貝を砂と一緒に入れたのじゃ。
保護した稚貝は来年春、生育状況を確認する予定じゃ。
すくすく育っていっぱい増えると良いのぅ。
イベント名 | あさり姫の館 プロジェクト |
参加人数 | 親子30人 |
日程 | 7月22日(土) |
場所 | きらら浜自然観察公園、椹野川河口干潟 |
主催 | 椹野川河口域・干潟自然再生協議会 |