クルマエビ養殖発祥の地とされる山口市の秋穂地区で10月28日(水)、地域経済に貢献したエビに感謝しようと供養祭が行われました。
供養祭には、地元の観光や飲食、漁業関係者らが出席しました。
ことしは、地元の一大イベント「あいおえび狩り世界選手権」が新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりましたが、参加者らはこれまで地域経済に貢献してきたエビに感謝の気持ちを込め、供養していました。
供養祭の後、地元・秋穂保育園の園児が約200匹の養殖クルマエビを海に放流しました。
冨田正朗・山口観光コンベンション協会秋穂支部長は「どういった形でエビ産業は生きていくか?新型コロナを吹っ飛ばしたいという思いで、本日のエビ供養祭をしました。」と話していました。
ことしの養殖クルマエビの出荷は12月から始まり、出荷量は去年と同じ20トンほどを見込んでいるということです。