レポート
2023.11.30

【山口市】クルマエビの殻を原料にした ”塩” が誕生

クルマエビ養殖発祥の地とされる山口市秋穂でクルマエビの殻を使った新たな特産品が完成し、販売が始まりました。

お披露目されたのが「くるまえびの塩」。
実は、この中にクルマエビ🦐の殻の粉末が入っていて、そのお味にみなさんびっくりです。

「普通の塩とは明確に違う。」
「エビの風味がしっかりある。」
「しょっぱくないんです。」
「いくらつけても辛くない。旨さが増す感じ。」
と、好評の声が続出。

クルマエビを使った新商品が誕生!

世界えび狩り選手権でも知られる山口市秋穂はクルマエビ養殖発祥の地とされています。

商品を開発した県漁協吉佐支店の女性部、それにクルマエビの殻を提供するレストラン兼民宿の「あいお荘」などがお披露目式を開きました。

吉佐支店女性部はこれまでアカエビの塩を作り販売していましたが、原料の漁獲量が減ったため、新たな特産品としてクルマエビに目をつけたということです。

おすすめは天ぷら、おむすび、雑炊などですが・・・実はこの塩、アイスクリームにも合うのだとか。

「バニラとちょうど良い具合に甘さと塩のバランスが良くてすごくおいしい。」との声。

県漁協吉佐支店の女性部・平田冨美江さんは、「いろいろなクルマエビの商品がある、その中の1つ、目玉になってくれれば。」と話していました。

クルマエビの殻が入った「くるまえびの塩」は1本680円。
あいお荘の他、道の駅「あいお」、道の駅「きららあじす」で販売されています。

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