「大きく育って!」
子どもたちの願いが川面を渡っていきました。
山口市の仁保地区で4月14日(水)地元の子どもたちがアユを放流しました。
こいのぼりが元気に泳ぐ仁保川でアユを放流したのは、地元の園児や小・中学生およそ70人です。
子どもたちは、椹野川漁協から提供された体長5cmほどの稚魚およそ5000匹を放流しました。
去年は、新型コロナウィルスの影響で漁協や地元の人だけでアユの放流を行ったため、子どもたちが参加するのは2年ぶりです。
放流してみてどうだった?
ー「流すところが楽しかった。」
ー「大きく育って仁保川に戻ってきてほしい。」
椹野川漁協は合わせて30万匹の稚魚を放流する予定です。
アユ漁が解禁される6月には、体長15cmほどまで成長するということです。
川の上では、こいのぼりが泳いでいました。
アユの放流を静かに見守っているかのように。
川は海へとつながっています。
きれいな川からきれいな海へ。