この夏、ケンサキイカをテーマに学んだ”ぶち海体験隊Ⅲ”が、8月26日(金)村岡知事に活動報告を行いました。
ぶち海体験隊Ⅲは県内の小学5、6年生20人で結成されていて、今年は萩市や阿武町の地形の特徴や特産品であるケンサキイカを中心に、海の豊かさと現状を学んで海の未来について考えました。
山口県庁に村岡知事を訪ねたのは、ぶち海体験隊Ⅲの代表4人です。
手作りの新聞で、海の環境の変化や特産品のイカの活用方法などをプレゼンしました。
体験隊は、萩市の海がマグマの活動によって出来た地形であること、そこに魚介類が住み着き好漁場となっていること、ケンサキイカを地元の特産品としてブランド化していること・・・など、自分たちが話を聞き、実際に見て、体験してきました。
ホルンフェルスも陸と海の両方から見学しましたし、イカもさばきました。
そして、海に潜る海士体験を通して、海の環境変化も目の当たりにしました。
豊かな海について学んだこと、未来に向けての取り組みを、ぎゅっとまとめた手作り新聞。
写真やイラスト、グラフを使って、上手にまとめていますね。
新聞のタイトルにもこだわりが見えます。
4人の隊員たちは、知事の前で一人ひとり発表しました。
最後に、ぶち海体験隊Ⅲ20人からの意見や感想を集約したものを提言としてまとめて、「海の良さをみんなに知らせる場をつくってほしいと思います。きれいな海をこれから未来につなぐために力を貸してください。」と伝えました。
ぶち海体験隊Ⅲでは、地元のイカ料理専門店と連携して、イカを使った”イカすお取り寄せ商品”を開発しています。
隊員たちのアイデアが盛り込まれたもので、どんな商品が完成するのか楽しみですね。