県は、海岸の漂着ごみや海を漂う5ミリ以下のマイクロプラスチックの処理を円滑に進めるための計画を「やまぐち海洋ごみアクションプラン」としてまとめました。
「やまぐち海洋ごみアクションプラン」は9年前に県が策定した海岸漂流物対策推進地域計画を改訂したものです。
これまでの計画では、海岸の漂着ごみの処理を中心に取り組みを進めてきました。しかし、今回のプランでは、海を漂う5ミリ以下のマイクロプラスチックや海岸の漂着ごみだけでなく、漂流ごみや海底ごみの処理についての案が盛り込まれました。
また、山口県は海岸線の延長が全国で6番目に長く、全ての海岸での漂着物の処理が困難なため、リユース・リデュース・リサイクル=3Rの取り組みを進めていくことなども盛り込まれています。
「やまぐち海洋ごみアクションプラン」は1月27日に、県や沿岸の市町などでつくる協議会で可決されていて、2月県議会の環境福祉委員会で報告した後、策定されることになっています。