レポート
2021.07.09

【山口県全県】瀬戸内オーシャンズX キックオフシンポジウム開催

瀬戸内海のごみ問題について考えるシンポジウムが7月4日(日)香川県の高松市で開かれました。

海と日本プロジェクトを推進している日本財団と、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、の4県は昨年12月、瀬戸内海の海洋ごみを減らす取り組みについて協定を結びました。
この枠組みは「瀬戸内オーシャンズX」と名付けられ、今回のシンポジウムはキックオフイベントとして開かれました。

挨拶に立った日本財団の笹川陽平会長は、「違った自治体が1つになって海洋ごみに取り組むのは世界で初めてのことです。4県が団結して素晴らしい成果を出し、モデルケースとして世界へ発信できるよう、ともに汗をかいていきましょう。」と挨拶しました。

オール瀬戸内で世界モデルへ

  1. 防府市出身の落語家・鈴々舎馬るこ さん

シンポジウムでは、海ごみ問題を落語にし、子どもたちにわかりやすく伝える活動をしている、防府市出身の落語家・鈴々舎馬るこ(れいれいしゃまるこ)さんが、浦島太郎の物語に海ごみ問題を盛り込んだ新作を披露しました。

また、「瀬戸内オーシャンズXの展望」という題目で行われたトークセッションでは日本財団の海野光行常務理事が、科学的知見に基づいたエビデンスの蓄積や、ごみ問題を“自分ゴト化”するための場づくりなどを行いながら、美しい瀬戸内海を次世代に引き継ぐために“オール瀬戸内”で取り組むことの重要性を訴えました。

「瀬戸内オーシャンズX」では、日本財団から15億円の助成を受け、助成期間である5年以内にごみの流入量70%減、回収量10%以上増の達成をめざします。

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