日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として、岩国市に伝わる民話のアニメーションが製作されることになり、6月22日(水)実行委員会が設立されました。
岩国市役所で行われたキックオフミーティングには、市の担当者やアニメプロデューサーの沼田友之介さんらが出席しました。
海にまつわる民話をアニメーション化する=「海ノ民話のまちプロジェクト」は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として行われるもので、今年度は全国15の地区で実施されます。
子どもにも親しみやすいようアニメ化することで、民話を次の世代に語り継いでいくことが狙いです。
岩国市では、広島県宮島の厳島神社で祀られている市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)が立ち寄ったとの言い伝えがあります。
市内の「装束」や「黒磯」などの地名の由来にもなっているとされていることから、今回「岩国と宮島のつながり」をテーマに製作されることになりました。
沼田さんは「アニメだからこそ印象づけて、海の学び、こういう話があったとわかってもらえたら。」と話していました。
アニメは沼田さんらが製作し、今年中に完成。
その後、地元での上映会やインターネット上での公開が予定されています。
海に囲まれている日本には、海にまつわる物語が数多く伝えられています。
物語に込められた思いは、今を生きる私たちにも多くのことを教えてくれます。
次の世代を担う子どもたちにも、語り継いでいきたいですね。
岩国に伝わる海の民話、どのようなお話なのでしょうか。
完成が待ち遠しいです。