日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環で、海にまつわる民話をアニメーション化する「海ノ民話のまちプロジェクト」は、今年度15の「海ノ民話のまち」を決定。そのうちの一つに岩国市が選ばれました。このたび岩国市に伝わる民話をもとに制作されたアニメーション「海の姫宮の旅」が完成し、福田良彦市長と関係者に披露されました。
1月27日に行われた贈呈式。沼田心之介監督と柴田英知プロデューサーが岩国市役所を訪れ、沼田監督から福田市長に完成したアニメを手渡しました。
その後、アニメ制作にかかわった実行委員会メンバーらとともにアニメを鑑賞した福田市長は「それぞれの地域、学校で活用し、郷土愛を深めてもらいたいし、我々としても大いに活用させてもらいながら、岩国市の魅力を更に深めていきたい」と話していました。
このアニメはYouTubeで配信されるほか、今後、市の施設などで順次公開されます。また、地元の子供たちへの上映会も行う予定です。
アニメの内容は、岩国市と広島県・宮島とのつながりをテーマにしています。アニメを見ることにより、現在も岩国市に残る地名の由来なども知ることができます。
このアニメを通じて、岩国と海との関わりを改めて知るきっかけになってほしいと思います。