日本財団が東京都内で高齢者福祉施設などのスタッフを対象とした無料のPCR検査を始めることを
発表しました。
日本財団は新型コロナウイルス対策として、これまでに3度、総額96億円の支援を行っており、
今回の支援事業が第4弾となります。
1月19日に行われた会見によりますと、新型コロナウイルスによるクラスターが多数発生している
高齢者福祉施設と療養型病院のスタッフに対して、週に一度のPCR検査を行うための施設を
東京都内に設置します。
無症状の感染者を早期に割り出すことが目的で、当面は東京都内の全2884施設、およそ19万人の
スタッフを対象に、無料でのべ200万回のPCR検査を実施、有効性が実証されれば國や地方自治体の
政策への反映を目指します。
また、検査体制が構築された後は、感染拡大が懸念される地方都市からの検査受け入れも検討するなど、
地方への展開も視野に入れています。
日本財団ではこの事業に200億円を投じ、2月8日から検査をスタートする予定です。