海と日本プロジェクトを進めている日本財団は、無人運行船の実証実験を開始すると発表しました。
2021年度末までに、5つの民間企業団体との実証実験を行い、2025年までに無人運行船の実用化を目指します。
国際貿易の9割は、海上輸送です。
日本は船がなければ、輸出入できず、私たちの生活にも大きく影響します。
自動車の分野を中心に無人運転の実証実験が進められていますが、船舶についてはほとんど開発は行われていませんでした。
そこで、日本財団は2019年10月から「無人運行船の実証実験にかかる技術共同開発プログラム」の募集を行い、この度5つの企業体と実証実験を行うことを決定しました。
プロジェクトとは、スマートフェリーの開発、無人運行船の開発、水陸両用無人運転技術の開発など5つです。
2021年度末までに実証実験を行い、2025年までに実用化を目指します。
2040年に50%の船舶が無人運行船に置き換わった場合、年間約1兆円の経済効果が期待されるということです。
詳しくは、こちらの動画をごらんください。https://youtu.be/DtYBYSQ6IH0