田布施町では、4月下旬にマーキングしたカブトガニを放流しました。
生息調査を行うのが目的です。
海岸などで見かけたら、田布施町観光協会までご連絡くださいね。
昨年、田布施町の沖合で漁師の網にかかったカブトガニは750匹。
観光協会では、そのカブトガニを田布施町の沖にある馬島の池で保護しています。
4月28日、そのうちのおよそ180匹にマーキングを行い、馬島の海岸に放流しました。
カブトガニの甲羅に、油性ペンやレーザーで「T.30.4」とマーキングしています。
山口県では、山口湾(山口市)、平生湾(平生町・田布施町)、千鳥浜(下関市・山陽小野田市)の3箇所でカブトガニの繁殖が確認されていますが、
実際にカブトガニがどういうところに住み、どう成長して回遊しているのかは詳しくわかっていません。
この調査は、カブトガニの生態を調べ、保護につなげることの第一歩です。
みなさん、マーキングされたカブトガニが網にかかっていたり、海岸で見かけたら、
田布施町観光協会に連絡くださいね。
ご協力よろしくお願いいたします。
◇問い合わせ先
田布施町観光協会 電話 0820-25-3527