1月28日、長門大津くじら食文化を継承する会から、長門市の江原市長に
クジラ肉40キロが贈られました。
贈られたのは、ニタリクジラの赤身です。
会ではクジラ肉を毎年、長門市内の保育園と幼稚園に贈っていますが、
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、市に一括して提供
することにしたそうです。
山口県では「節分の日に大きいもの、長いものを食べると長生きをする」と言われており、
節分にクジラ肉を食べる風習があります。
上田俊成会長は「まずはおいしく食べてほしい。子供たちがおいしく
食べてくれれば、クジラっていいなあと思ってもらえると思う」
とおっしゃっていました。
提供されたクジラ肉は、2月2日の節分の日に長門市内すべての
保育園児、幼稚園児が給食で竜田揚げとして味わうことになっています。