日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃が、5月22日(日)長門市油谷の大浦海岸で行われました。
これは、日本と韓国が共同で取り組んでいる漂着ごみの一斉海岸清掃です。
新型コロナウィルスの影響で3年ぶりの開催となった一斉清掃には、約350人が参加しました。
参加者たちは、発泡スチロール、プラスチック製浮き、流木、ペットボトルなど様々な漂着ごみを集めていきました。
分別した後は、ごみをバケツリレー方式で集積ポイントまで運びました。
今回の清掃では、約2トンのごみとポリタンク90個が集められたということです。
丸久では県などと連携して、海岸に漂着したポリタンクを原料の一部とした買い物かごを製作しています。
昨年度アップサイクル(=新しい価値を与えてリサイクルする)した買い物かごは、丸久グループのスーパーマーケット3店舗に導入されています。
丸久の田中康男社長は「海をきれいにしていこうという意識の高まりを感じていただけるのではと考えて進めています。」と話していました。
この日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃には、山口県からは長門市のほか、下関市・萩市・阿武町が参加しています。
年間を通じて実施していて、5~7月を集中期間としています。
一斉清掃は韓国側では今月31日に開かれることになっています。