レポート
2022.11.04

【長門市】親子でくじら料理に挑戦

10月19日(水)長門市深川小学校で鯨肉を使った親子料理教室「くじら料理教室」が開かれました。
この催しは深川小学校創立150年を記念する取り組みとして、長門大津くじら食文化を守る会が主催したもので、鯨の食文化を次世代に引き継いでいこうとの思いが込められています。

参加した親子は協力し合いながら、「クジラカツ」や「南蛮煮」などを作りました。
野性味あふれ、食欲をそそる香りを放っていたのは「くじら汁」。
上々の仕上がりだったようです。

くじらを揚げたり、煮たり・・・お弁当の完成!

「うまかった!」
「あんな大きな鯨を食べるなんてすごいなと思った。」
「親子で料理するのは久しぶりなので楽しかった。」と、参加者たち。

完成したくじら料理は、新型コロナウイルス感染防止対策として、弁当で味わったということです。

美味しそうなお弁当が完成しましたね。
親子で料理を作ることも素敵な体験となり、お弁当を囲んでの会話も弾んだでしょう。
ふるさとの味をこれからも大切にしていきたいですね。

鯨の南蛮煮やくじら汁、くじらなますは、今年3月に文化庁の100年フードに認定されました。
100年フードとは、文化庁が地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を100年続く食文化として名付けているものです。
南蛮煮は、くじら肉、ごぼうやニンジン、こんにゃくなどのたっぷりの野菜と一緒に油で炒めて煮て、味噌・砂糖で味付けしたものです。
皮の部分も使わていて、家庭料理の1つとなっています。

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