長門市で試験養殖が続けられていたアカウニの試験販売が始まることになり、市長への報告会が開かれました。
間もなく試験販売が始まる養殖アカウニ。
ブランド名は「夏味(なつみ)」に決まりました。
7月12日(金)に行われた長門市役所での報告会では、県漁協大浦支店の関係者が水揚げされたばかりのアカウニを江原市長に届けました。
「めちゃくちゃ甘いですね。」と江原市長も笑みがこぼれます。
養殖アカウニは、長門市の大浦漁港にあるイカダのカゴの中で育てられています。
エサは海岸に打ち上げられた海藻を拾うなどして集めていて、特に出荷前は生の天然海藻のみを与えているということです。
天然のアカウニと比較しても、身入りと色が非常に安定しています。
鮮やかな橙色が目を引きますね。
県漁協大浦支店・井上良助運営委員長は「天然アカウニは岩場砂場にいる。養殖アカウニはカゴの中に住んでいる、それだけの違い。まったくエサは同じです、天然と。」と話していました。
アカウニはその珍しさ、その美味しさで知られる高級ウニです。
養殖アカウニ「夏味」は、仙崎地方卸売市場で板ウニ1枚3500円で7月19日(金)から試験販売されています。