親子3世代でクジラ料理に挑戦です。
8月17日(木)長門市通小学校で行われたクジラの料理教室には、市内に住む親子5組合わせて約30人が参加しました。
内山典子さんは「孫と一緒に調理するのははじめて。」「楽しみにしてます。子供たちがどんな風に手伝うか。」と話し、孫の内山悠也くんは「協力して、やる!」と張り切っていました。
双子の兄弟・悠也くんと結心さんが参加した内山さんの家族は、”クジラのオーロラソース和え”に挑戦です。
最初はおぼつかない手つきでしたが、祖母・典子さんが「ゆっくりでいいからね。」と声をかけてサポートします。
料理を作り始めてから約2時間。
母の梨恵さんも協力し、ラストスパートです。
最後は、2人でつくったソースを絡め、完成しました。
結心さんは「たまに(おばあちゃんの)料理をみているけど、いつもよりすごいなと思う。」と話し、
典子さんも「すごくよかったです。また手伝ってもらいたい。食べるのが楽しみ。」と笑顔がこぼれていました。
料理教室では、それぞれの家族が一品ずつを協力して作り、持ち帰って食べたということです。
長門市通地区は、江戸時代に古式捕鯨の拠点として栄えました。
地区内には、捕鯨に関する資料を集めたくじら資料館、鯨墓があります。
今でも、お祭りなどのごちそうとしてクジラ料理を食べる風習があるそうです。
さまざまなクジラ料理が詰め込まれたクジラづくし弁当。
料理やクジラのことを話して、楽しい時間を共有できたでしょうね。
ぜひ家でも作ってみてくださいね。