防府市内の小中学校の給食に「ハモっけ」が登場しました。
ハモっけ???
ハモのぎょろっけ=ハモっけ。
防府市が漁協と農協などと新たに開発しました。
9月8日(木)防府市の牟礼南小学校です。
みんなお待ちかねの給食の時間。
今日のメニューは・・・「ハモっけ」です。
市内でとれたハモと玉ねぎを細かくしてパン粉で揚げてあります。
防府市では農水産物の地産地消を進めていて生産者などと連携し、地元産の食材を使った給食を市内すべての小中学校で年に2回実施しています。
今年は、漁協と農協、それに食品加工会社と共同で、ハモと玉ねぎを使ったハモっけを開発。
牟礼南小学校では、ハンバーガーとして振る舞われました。
児童たちは「玉ねぎの食感も残っていて、すごくハモとあっていました。」
「もちもちして美味しかった。」
「防府市で獲れたものを防府市で食べるのはうれしいことだと思いました。」と、話していました。
ハモの淡白な味わいに玉ねぎの甘み、サクサクな衣の食感も加わって、児童たちからも高評価だったでしょうね。
児童はハモがどんな姿の魚かということや、防府市の大道地区が玉ねぎの県内有数の産地であることなどを学んでいました。
遠浅で砂泥状の海底が広がる防府市沖は、古くからハモ漁が盛んに行われていて、日本屈指の水揚げ量を誇ります。
また、防府市は玉ねぎの国指定産地となっていて、極早生から晩生の品種が生産されています。
この地元食材を使った給食は3学期にも実施され、ハモっけも再び登場するということです。