鳴き砂の浜辺として知られる阿武町清ヶ浜で、10月23日(金)地元の高校生がプラスチックごみを拾いました。
阿武町の清ヶ浜は、全国でも珍しい鳴き砂が残る浜辺。
鳴き砂は、プラスチックごみなどが混じると鳴かなくなるほか、雨が降ったあとも、音が出なくなります。
ふるいにかけて、プラスティックごみだけを集める作業を進めていきます。
3年生の長岡樹香さんは「結構細かいプラスチックが多いです。」と話していました。
萩高校奈古分校では定期的にゴミを拾って、浜辺を守る取り組みを続けています。
特に今年は、新型コロナウイルスの影響で、学校行事の多くが中止になりました。
「きょうはみんなが生き生きと活動できていると思います。」と話したのは、3年生の男子でした。
22日もまとまった雨のため、23日のこの日砂が鳴くことはありませんでした。
3年生にとっては、最後の清掃ボランティア。
長岡さんは「砂が鳴くとみんなに喜んでもらえることを実感したので、これからも毎年このボランティアにしっかり取り組んでほしいです。」と話していました。
学校では、豊かな自然環境の中での学習を充実させていくことにしています。