「下関」ふくが国が品質を保証する地理的表示(GI)保護制度に登録されたのを受け、下関唐戸魚市場仲卸協同組合は12月9日、登録を示すGIマークを表示したトラフグを初めて出荷しました。年末の最需要期に合わせて山口県内外の消費者に地域ブランドをアピールします。
下関ふくは、下関市の南風泊市場に入荷した天然・養殖のトラフグ。生産基準は、活魚水槽で1~4日間泳がせて身を引き締め、加盟する仲卸業者が有毒部位を除去する高度な「みがき」技術で処理したもの、となっています。
仲卸各社が早朝から発送作業に入り、身欠き処理したトラフグのパック品などにシールを貼り、県内をはじめ首都圏など大消費地に出荷しました。
GIは農林水産物など地域ブランドを国が知的財産として守る制度で、下関ふくは10月に登録。今後は加盟各社が基準を満たした商品にマークをつけ出荷します。
イベント名 | GIマーク表示 下関ふく初出荷 |
日程 | 12月9日(金) |