レポート
2023.08.29

【山口市】フクワク調査隊が知事に調査報告

山口県の魚「フグ」の生態や食文化を通して海の大切さを学んだ子どもたちが学びの成果を村岡知事に報告しました。

8月24日(木)に県庁を訪れたのはフグを通して海について学んだ「フクワク調査隊」の小学生4人です。

この取り組みは次世代に海の大切さを伝える日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で行われたものです。
県内の小学生24人がフクワク調査隊を結成し、フグや海の現状について学びました。

フグの生態について学ぶことから始まり、フグ刺し作り、延縄漁船でのクルーズ、下関市の南風泊市場で袋セリや稚魚の放流を体験しました。
また、フグの生息域が変化していることや変異種の出現という新たな課題についても深く学びを深めていきました。

実際に自分の目で見る、触る、味わう、声を聞くというワクワクな体験をした隊員たち。
豊かな海を守るためにはどうしたらよいのか?を自分事として考えるきっかけとなったようでした。

フクワク調査隊の活動については、こちらをご覧ください。
フクワク調査隊DAY1
フクワク調査隊DAY2

フクでワクワクな体験をする機会を!

4人は写真やパネルを示しながら、知事へ調査報告を行いました。

「天然のトラフグは高い値段で取り引きされますが漁獲量は年々減る一方です。」
「フグのことをもっと知っていろいろな人に良さを伝えたい。」
「なるべく多くの人に海の現状を知ってもらえるように会話の話題にしていきたい。」
「私たちと同じ未来を担う小学生が、もっとフグを見て話を聞いて味わうフグでワクワクのフクワク体験をする機会があればといいと思います。」

村岡知事は「皆さんのように学んだことを活かしたいと思う子どもたちが増えることがとても心強いと思います。」と応えていました。

今後は地元企業と協力し、フグを使ったオリジナル商品の開発も行う予定です。
どんな商品が完成するのか、楽しみですね。

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