最後の航海を終えた捕鯨母船・日新丸が11月4日(土)下関に入港し、引退のセレモニーが行われました。
前田市長が阿部敦男船団長らに花束を手渡しました。
最後の航海を終えて入港した日新丸は、全長約130m総トン数は8145トンあります。
1987年に遠洋トロール船として建造され、その後、捕鯨母船に改造されました。
そして、1991年から南極海や北西太平洋での調査捕鯨に従事してきましたが、老朽化のため今回の商業捕鯨を最後に引退することになりました。
日新丸の船長を務めた野島茂さんは、「お疲れさまでしたという気持ち。南極に行っている時に妨害が来た時の思いが、ビンを投げられたりとかぶつけられたりもしましたし…。」と振り返りました。
引退する日新丸は、解体されることになっています。