5月18日(火)、アユ漁解禁を前に、長門市で子どもたちがアユの稚魚を放流しました。
長門市の深川川の河川敷では、深川小学校の4年生が自然の豊かさを学びました。
この授業は、アユを放流する体験を通して、ふるさとの川への興味を持ってもらうことを目指し、深川川漁業協同組合が毎年この時期に開いています。
8cmほどの稚魚は、秋には20cmを超える大きさに育つといいます。
子どもたちは、稚魚が入ったバケツをゆっくりと傾けながら、アユを川へと放っていきました。
「大きくなったら食べたい。」
「やさしくアユを川に戻すことを意識しました。」と、子供たちは話していました。
子どもたちはこの授業で、川の水が長門市の中心部や青海島全域で、水道の水となっていることも学びました。
去年の4年生は、新型コロナウイルスの影響で休校となっていたためアユの放流を体験出来きませんでした。
深川川では6月1日にアユ漁が解禁されます。
この日もゆったりと流れていた深川川。
子どもたちは、アユの放流体験を通して、自然の豊かさが自分たちの暮らしとどうつなっがているのか感じたことでしょう。