長門市で黄金のヒラメが釣り上げられました。釣りあげた漁師さんは、皆さんに見ていただきたいと希望されておりましたが、この度下関市の海響館に引き取られることになりました。
長門市の漁師・濱谷正さんは22日、サワラをとるため船で釣りをしていた際、このヒラメを釣り上げました。
体長は76センチ、重さは5キロの大物。先天的な色素異常の個体とみられています。
海響館の園山貴之学芸員は、「生まれつき色素異常のヒラメがここまで大きくなったことが珍しい」と驚いた様子でした。色が目立つため、普通は小さいうちに食べられてしまうそうです。
黄金のヒラメは大きな水槽に移され、海響館へと運ばれていきました。釣りあげられた時の傷を癒したり、餌付けしたりして状態が戻ってくるようであれば、展示水槽に入れることになる予定です。
濱谷さんは、「長生きして水族館でみんなに見てもらって楽しんでもらえたらいいと思っています。不安なことばかりが続く今だからこそ、黄金のヒラメを見てみんな元気になってほしい。」と話していました。
大変珍しい黄金のヒラメ、早く元気になってみんなの前に現れてほしいものですね。