【岩国市】南極観測船 砕氷艦「しらせ」が岩国港へ 9月16日・17日に一般公開*中止になりました

2023-9-7
海と日本PROJECT in やまぐち

海上自衛隊岩国基地に展開する第31航空群の50周年を記念し、南極観測船・砕氷艦「しらせ」が、9月16日(土)と17日(日)に岩国市の岩国港で一般公開されることになりました。
しらせが岩国港に入港するのは1997年以来、26年ぶりとなります。

しらせは文部科学省が建造、海上自衛隊が運用するもので、国の南極地域観測隊を支援する日本唯一の南極観測船・砕氷艦です。
現在のしらせは2代目で、2009年に就役しました。
南極の昭和基地への物資・人員の輸送や観測支援を行っています。
しらせに搭載される海上自衛隊のヘリコプター「CH-101」は岩国基地を拠点としています。

全長138m・幅28m・速力は19ノットのしらせ。
約1100tの輸送物資を搭載可能で、船の重さを利用して厚い氷を砕きながら進んでいきます。
通常は11月ごろ東京の晴海埠頭を出港し、年末に昭和基地に接岸、4月から5月に帰国します。

岩国港での一般公開は、予約の必要はなく無料で見学することができます。
しらせならではの設備や船の特徴を間近に見る機会となりますよ。

南極から持ち帰った ”氷” の展示もあります。
南極の氷は降り積もった雪が押し固められてゆっくりと氷へと変化していきます。
空気を多く含んでいることから、氷が溶けていくとシュワシュワ、パチパチと音を立てます。
長い時間をかけてできた氷ですので、その空気ははるか昔の大気ということになります。
氷が溶けることで、その大気が現在にタイムワープしてくるのです。
いつの時代のどんな大気なのか?
想像するとワクワクしてきますね。
もちろん!氷を触ることもできますので、ぜひ体感してみてください。

なお、岩国港室の木埠頭周辺には駐車場がありませんので、岩国駅と会場を結ぶシャトルバス(有料)をご利用ください。

南極観測船・砕氷艦「しらせ」一般公開 *中止になりました
◇日時 9月16日(土)・17日(日) 9:00~15:00
◇場所 岩国市 岩国港室の木埠頭
◇入場料無料
◇お問い合わせ先 海上自衛隊 第31航空群司令部 広報室 ( 電話 0827-22-3181 )

また、市内の小・中学校で「しらせ」の乗組員が出前授業を行うことも計画されています。
南極について貴重な話が聞けそうですね。

岩国市の福田良彦市長は「世界規模で進んでいる地球温暖化、南極の状況もここ数十年で大きく変化していると思うので、しらせに来られた多くの方々が改めて学ぶことができるきっかけにもなると思う。」と話していました。

イベント名南極観測船 砕氷艦「しらせ」一般公開
日程令和5年9月16日(土)・17日(日)9:00~15:00
場所岩国市 岩国港室の木埠頭
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