【下関市】絢爛豪華なしものせき海峡まつり

2023-5-23
海と日本PROJECT in やまぐち

ゴールデンウイーク本番、しものせき海峡まつりでは5月3日(水・祝)壇ノ浦の戦いで亡くなった安徳天皇を偲ぶ先帝祭が行われました。
新型コロナの影響で中止が続いていた上臈道中や赤間神宮に設置された朱色の橋を太夫らが渡る天橋渡りも4年ぶりに行われました。

先帝祭の上臈道中では、絢爛豪華な衣装をまとった太夫が稚児や官女らと共に市内を練り歩きました。
高下駄をはいた太夫は、道中4か所で、独特の足さばき、八文字を披露しながら安徳天皇を祀る赤間神宮を目指しました。

観光客は、「小さい子から大きい子までみんなお化粧も綺麗で歩き方もすごい綺麗で見に来て最高だった。」と話していました。

上臈道中は4年ぶりの開催

源氏と平家の武者が街なかを練り歩く源平武者行列。
最初に姿を見せたのが源氏。
そして、赤い旗を背負うのが平家です。

源氏と平家の最後の決戦、壇ノ浦の戦いを再現する源平船合戦は、今年も中止されたが、武者行列は4年ぶりに行われました。

先帝祭の一番の見所が赤間神宮での上臈参拝です。
太夫らは、境内に設置された朱色の橋を渡って参拝へと向かいますが、天橋渡りが行われるのも4年振りとなりました。
太夫は、素足で「外八文字」を披露しました。

今回、大役の太夫を務めたのは、19歳から48歳の5人。
上臈参拝は、壇之浦の戦いで幼くして亡くなった安徳天皇の御霊を慰めようと平家の女官たちが命日に参拝したのが始まりとされています。

観光客は、「舞いを舞っている瞬間にすごい神妙な空気になって慰霊の空気を感じて感動した。」、韓国からの留学生は、「さすがに日本の文化はすごいものだと思ったし、花魁(太夫)の方々がすごくきれいで満足だった。」と話していました。

振袖太夫は、「きょう初めてこんな重い衣装をつけてみて、思った以上に八文字の時に衣装がついてこなくてすごい大変だった。」と振り返りました。
二番大夫は、「4年ぶりに天橋を渡らせもらって緊張したが、自分らしく精一杯頑張れたかなと思う。今までで一番よかったと思う」と笑顔でした。

天候にも恵まれ、しものせき海峡まつりは、31万6千人の人出で賑わったということです。

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